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必然的な偶然
週末のこと。
彼の家に泊まっていた私、朝から仕事の彼と一緒に家を出て、私も仕事に出かけた。 23:00くらいに仕事を終えた私は友達と待ち合わせをして飲みに行くことにしていた。 それから30分後、友達と合流した私の目に飛び込んできたのは彼の姿。 「今日は○○くんと飲みに行くから」 そう言っていたのに、その彼のほかに女が二人。 彼の前に出て行くかどうか、一瞬のうちに色々考えた挙句、私は彼を見過ごすことにした。 彼のびっくりした顔を見るのがいやだったし、その場にいた人たちに私たち二人の問題に関わらせるのがいやだったから。 「やっぱりね」という気持ちと「がっかり」という気持ちで行ったり来たり。 そして私は結局彼に電話をすることにした。 1回、2回、3回・・・。 私の視線の先には彼がいる。 これで電話に出なかったら考えよう。 そう思いながら6回目のコールが鳴って、やっと彼が電話に出た。 「まだ飲んでるの?」 「うん、もう少し」 約束していたイベントにいつ行くのか確認して、私は電話を切った。 翌日も仕事だった彼は終わったら私に連絡をすると言った。 そして翌日。 最初は普通に過ごそうと決めていた。 いつも通り食事をして、お酒を飲んで、今日あったことを話す。 そして寝る前、私は彼に打ち明けた。 「寝る前に1つ言いたいことがあるの。私この前あなたを見たよ。女の子と一緒だったから声かけかなったけど」 「やっぱりな~。電話あったからもしかして・・・って思ってたよ」 私はウソをついて、見たのは電話した後だと言った。 どこで見たのか聞かれ、言うと堪忍したようにポツポツと話し始めた彼。 彼の友達が連れてきた友達だということ、 私の職場近くだったからもしかして会うかもしれないと思っていたこと、 やましい気持ちがあったから女の子と一緒だというのは言えなかったこと。 彼の言うことを本当と信じるしかないけれど、でも本当と信じきるのもな・・・と思う。 もうどうだっていいとも思う。 ただ、彼がウソをついたことを嫌だと伝えた。 彼は「見たなら電話してくれれば良かったのに」と言った。 そして最後にか細い声で「ごめんなさい」と謝った。 彼の言葉を聞いていて、そのどれもが聞きたいことではなかったのかもしれないと思う。 何を聞いたって、言い訳されたって、謝られたって、私の気持ちがすっきりするわけじゃない。 こんな些細なことから、相手への信頼って薄れていくものだ。 私が彼を信じられるようになるには相当なフォローが必要かもしれない。 だけど本当に私は彼のフォローを必要とはしていない。 自分の気持ち、置かれている彼との関係の状況を見つめなおすいいきっかけになった。 ただそれだけでいい。 何かあるとき、そのままやり過ごせることって結構少なくて、 何かを気付かせてくれるみたいに、必然的に偶然がやってくることがある。 今回のことみたいに。
by jeinkou
| 2005-08-09 13:39
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